スタジオブログ

風邪が長引く理由とは

2月も終わりに近づき、春の気配も少しずつ感じられるようになってきましたが、まだまだ寒い日が続いており、風邪が流行っていますね。

 

 

風邪をひいてしまうと、完治するのに数日ではなく、1~2週間かかる方や、中にはそれ以上の方もいるかと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

 

 

今日は風邪が長引く理由について少しお話させて頂きます。

 

 

mask_man

 

 

風邪は、体内にウィルスが侵入して感染する事で引き起こされる病気です。夏よりも冬の方が空気が乾燥している為、ウィルスが飛散しやすくなります。

 

 

次に、ウィルスは体温が低い方の体内ほど活発に活動をし、体温が低い方ほど免疫機能が低下します。(体温が高い方はこの逆になります)よって、気温が低い冬に体温が低下し、免疫機能が下がる事に反比例してウィルスが活発になる為、風邪になりやすいという事になります。

 

 

ところで、風邪になると熱がでますが、これはウィルス自体が熱を発生させているのでしょうか?

 

 

答えは、、、NOです。

 

 

風邪の時に体温が上がっていくのは、ウィルスの活動を抑制しながら、免疫機能の働きを向上させる為に「免疫細胞自ら」発熱を促す物質を体内で放出している為です。

 

 

つまり、ウィルスという敵が侵入してきた事で、体内で戦闘準備を整える為に、免疫細胞という自分の味方がわざと熱を上げている状態と考える事ができます。


そして、免疫細胞がウィルスを撃退するにつれて攻撃対象が減少し、発熱を促す物質の放出をしなくなります。その結果として体温が正常に戻るのが本来の身体の生理現象になります。

 

 

ここで、既に「という事は、、、」と思った方もいるはずですね。

 

 

そうです、風邪になった際は、薬などで必要以上に「熱を下げ続けない事」がとても重要になります。

 

 

熱を下げると、その瞬間は身体が楽になりますが、熱を下げた事で体内のウィルスは死滅せず、また、免疫機能が十分に活動できない中で戦闘が長引いてしまいます。これが風邪を長引かせる大きな要因になります。

 

 

「熱を下げる」=「風邪が治る」と思っている方もたくさんいらっしゃいますが、根本的な完治に必要なのは「ウィルスを体内から取り除く事」以外になく、ウィルスを死滅させる事ができるのは免疫細胞以外にはありません。


勿論、40度を超えるような場合や、発熱によって他の健康を害するような特異な場合は、薬などで速やかに熱を下げる必要がありますが、風邪をひいた時の特効薬は、安静、栄養補給、睡眠が原則です。


つまり、免疫細胞がしっかり活動できる環境を整えてあげる事が風邪を早く治す秘訣という事ですね。

 

 

風邪をひいた時に長引く方は、ひとつの参考にしてみて下さいね。