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「痛みは」自分で作っている?後編

前回、痛みについて解説しましたが、今回は慢性の痛みの正体と、それに向き合う方法をお伝えしていきたいと思います。


慢性の痛みの正体は


ずばり


「無意識で行っている痛みの確認」


です。


もしかしたら、こう思っている人もいるかもしれません。


・私はヘルニア
・私は狭窄症
・私は坐骨神経痛
・私は腰椎分離症
・私は変形性腰椎症


だから、、、腰が痛いのはしょうがない。


これら全ての怪我は一回の衝撃で患ったわけではなく、少しずつ症状が悪化していったものです。そう、紛れもなく慢性疾患です。病名が付いてしまったら「もう手遅れ」と思う方が多いですが、しっかりと自分と向きあうことができれば症状の改善は可能です。


なぜなら、その痛みは冒頭で説明した通り、自分で作っている事が多いからです。
『痛みは自分で作っている』ということに関して解説していこうと思います。


今このブログを読んでいる皆さんは立っているか、座っている人が殆どだと思います。もし、立っているならば足の裏、座っているのなら坐骨が地面と接し、そこに体重がかかっていると思います。


と、読んだ瞬間には足の裏や坐骨に意識がいったことでしょう。


また、スマホでブログを読んでいるなら指、パソコンならマウスに指が触れていると思います。
その瞬間指先の感覚に意識がいっていることでしょう。このように、身体感覚は意識的に自分で選ぶことができます。


では先ほどの腰痛を例に解説してみましょう。


前屈した時に背骨が曲がることで腰痛を感じるとするならば、背骨を曲げない前屈がその人にとっての正しい前屈になります。しかし慢性疾患を患っている多くの方は、意識が「正しい動作」ではなく「痛み」に向いており、「今日はどれ位痛むかな。。」という感じで、「痛みが出るのが前提のように」痛みを意識・再確認し、前屈をしてしまいます。


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この「無意識」に行っている痛みの確認を「意識的」に正しい動作へ向けてほしいのです。
その僅かな意識の差が、身体の改善へと繋がっていきます。


背骨を曲げない前屈への意識です↓


①背骨を曲げない前屈をするには、股関節を曲げる必要があります。

②股関節を曲げる感覚がわからない人は股関節に意識を置きます。

➂股関節を曲げる感覚がわかる人は、モモ裏のツッパリ感に意識を向けます。

➃股関節の動きを意識することで自然と背骨が過度に曲がる事がなくなり、結果的に腰の痛みを伴わない前屈に近づいていきます。


このように、意識は痛みの箇所ではなく、正しい動作に向けるのです。


今回は、前屈時の腰痛を例にしましたが、反った際の腰痛や、肩こり、膝の痛み、などなど全ての慢性疾患に適用できる考え方です。みなさんも慢性的に抱えている症状があれば、まずは「痛みの確認」をやめ、何が自分にとって正しい動作なのか疑問を持つ事から始めて下さい。